患者さんは誰だ?

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あなたの考える鍼灸院の患者さんは?

こんにちは。鍼灸院開業コンサルタントの坂井です。

今日は「患者さんは誰だ?」というお話。

 

開業しようとしている先生!先生はどんな患者さんを相手にする予定ですか?

ギックリ腰?頭痛?妊婦さん?おじいちゃんやおばあちゃん?中高生?

プロスポーツ選手?それとも鍼灸が怖いと思っている人?などなど。

全てが患者さんだ!!というのは当然なのですが、その中でもどんな人を治療したいと思っているかという事です。

 

上記の内容を少し分類してみると、いくつかのグループ分けができますね。

例えば、中高生などの10代・20~30代独身・30代~40代の子育て世代・50~60代のまだまだ働く世代

例えば、男性・女性

例えば、スポーツ障害・慢性症状・急性症状

例えば、鍼灸大好きな人・鍼灸やったことない人

などなど。

この中で組み合わせるとしたらどうですか?

中高生10代のスポーツ障害の男子をメインターゲットにしたり、50~60代の慢性症状の男性をターゲットにしたり、30~40代の子育て世代の女性をターゲットにしたりと考えてみてください。

先生はどんなターゲットがしっくりきますか?

ここのポイントは好き嫌いと共に、その治療が得意か不得意かも考えてみるといいですよ。

好きで得意なターゲットが決まれば、仕事も楽しくなりますよね♪

もちろん、自信をもって治療にあたれますので、患者さんのリピート率もアップです。

でもここで重要なのは症状を固定しすぎない事。

よく「●●専門治療院」とかありますよね。あれも悪くはないのですが、人口が多かったり、ネットの世界では良いですが、商圏が小さい地域の鍼灸院では、その対象が少なすぎることも良くあります。

だって、都会のストレス社会のど真ん中で「頭痛専門鍼灸院」をやるのと、田舎のストレスの少なそうな地域で「頭痛専門鍼灸院」をやるのは、同じではないですよね?

同じく子供の少ない地域で子供や10代をメインターゲットにしたり、高齢者の多い地域で独身世代をターゲットにしたりするのも考えものです。

ですからこの「メインターゲット」を考えるのはとても重要なんですよ。

人通りが多いから・・・。

地元だから・・・。

家賃が安いから・・・。

などで開業場所を決めてはいけません!

もちろん、理由があってそこに決めるのは構いませんが、結果として「こんなはずでは・・・。」とならないように気を付けなければなりませんね。

 

ということで、先生の患者さんは誰ですか?

次回はその患者さんにとってベストな開業場所を考えていきましょう。

 

開業場所を考えるのも楽しいですよ♪