自分ってどんな鍼灸師?
今日は「自分ってどんな鍼灸師?」というお話。
これはご自身で考える事だけじゃなく、第三者の意見も重要です。
では行ってみましょう。
以前、患者さんは誰だ?というブログを書きました。
で、その時はターゲット患者を考えましょうとお伝えしたのですが、今回はそのターゲット患者の考え方。
まず、先生が得意な症状の人を思い浮かべると思うのですが、それだけではなく、先生がどう見られているかというのも重要です。
今、働いている治療院の先生や同級生の鍼灸師などに「私ってどんな鍼灸師かな?」と聞いてみてください。
自分では「チャキチャキしていて取っつきにくいかも?」と思っていても、友人は「のんびりしてるよね~。」と言うかもしれません。
自分では「いつもニコニコしている」と思っていても、友人は「まじめな時は目つきが鋭いよね。」と言うかもしれません。
「肩の治療が得意!」と思っていても、「サッカーやってたから、膝とか足首の治療が得意なんでしょ?」と言われるかもしれません。
そうなんです。
自分が思っているのと、第三者が自分に対して持っているイメージには、少し違う部分があります。
だって、ひょろひょろな体系の先生が、「スポーツ外傷の治療が得意です」と言うのより、筋肉マッチョの先生が「スポーツ外傷の治療が得意です」と言う方が説得力がありますよね。
若い痩せてる女の先生が「妊活鍼灸治療が得意です」と言うより、お子さんのいる女性の先生が「妊活鍼灸治療が得意です」と言う方が説得力がありますよね。
ですから、ターゲット患者さん×得意と思っている治療×こんな鍼灸師と思われている自分を掛け合わせる必要があるのです。
ちなみに私の場合はこうです。
●20~50代の働く世代のスポーツマン×運動の動作痛の治療×日体大出身で体育の教員免許を持っているスポーツの得意な鍼灸師
それと、
●20~40代のママさん×妊婦さんのマイナートラブル治療や産後の骨盤矯正治療×4人の子供のいる、奥さんに鍼灸をやってあげている鍼灸師
というのも私の顔です。
よくビジネスの世界では
「求められている事×できる事×やりたい事」
の3つのサークルが重なる所を考える!
と言いますが、それと同じことですね。
世の中で求められている治療×先生の得意な治療×先生が選んだターゲット患者さん
これで考えると良いですね。
で、その中で、先生が第三者にどう見られていて、どんな患者さんが選んでくれるのか?というのも考えていきましょう。
さあ、どうでしょう?
先生はどんな鍼灸師と思われていますか?
次回は鍼灸院の経営の大事な部分。
いくら稼げるの?という事でブログを書きますね♪
お楽しみに!