値決めは重要!
今回は値決めについてのお話。
前回、いくら稼ぎたいですか?というブログを書きましたが、それを達成するために、重要なのが値決めです。
前回は例として60分6000円と60分3000円で書いてみました。
先生はどうしようと思いましたか?
ちなみに高ければ良いわけではありませんが、安いと自分の首を絞めることになりかねません。
ではどうするか・・・。
ここで考えるのは時間単価なんです。
60分6000円なら1分100円。
60分3000円なら1分50円。
でも30分4000円なら?
はい。1分133円ですね。
30分6000円なら?
そう!1分200円です。
1時間につきいくら売上げられるかが重要になってきます。
前回のブログでも1日300分なら疲れないけど、毎日300分超えだと疲れてくるとお話ししました。
1分50円なら300分で15000円です。
1分133円なら300分で40000円です。
かなり違いますね。2倍以上です。
でも患者さんが支払うのは、3000円と4000円で1000円しか違いませんね。1.3倍でしょうか。
そうなんです。ですから値段と時間をセットで考えないといけないのです。
もちろん、鍼灸の場合は置鍼で手を離せる時間もあります。
ですからその時間も含めて考えてみましょう。
ちなみに私は置鍼は行いますが、その時間には同じ患者さんの他の部位をマッサージしたりしています。ですから置鍼中に他の患者さんの施術をしないので、単純に時間単価を考えられます。
もし、置鍼中に他の患者さんの施術を行う場合は、予約時間を何分ずらすのが丁度良いのか、試してみる必要がありますね。
例)1番の患者さんを置鍼している間に、次の2番の患者さんの問診と刺鍼。
2番の患者さんを置鍼している間に1番の患者さんの抜鍼をして、体位変換。そしてまた置鍼。
1番の患者さんの2回目の置鍼中に2番目の患者さんの抜鍼をして、体位変換して置鍼。
1番目の患者さんの抜鍼をして、軽く後揉捏をして終了。
2番目の患者さんの抜鍼をして、軽く後揉捏をして終了。
どうですか?
2人で60分~90分くらいでしょうか?
2番目の患者さんは1番目の患者さんの30分後くらいからのスタートでしょうか。
そうすると一人辺りは60分でも、重なる時間があるので、2人で90分で施術する事になりますね。
つまり1人当たり45分。これで6000円頂けるなら133円。
良いですね。
ちなみに1日300分(5時間)の施術といっても、実際に治療院で仕事をしているのは8時間になります。
つまり施術以外の3時間はオープニングの掃除や患者さんの受付、会計、ベッド掃除、クロージングの掃除、カルテ記入などの仕事を行っているのです。
思ったより時間がかかっていますよね。
その辺の時間効率を考えると、受付専用スタッフや掃除専用スタッフを雇うのもアリかもしれませんね。お金はかかりますが・・・。
という事で、値決めは時間とセットで考えて行きましょう!
どうですか?
何分くらいでいくらにしますか?
一つおススメなのは、1回いくらとするとか、●●分~◆◆分でいくら。とするとかですね。
60分と書いてしまうと、60分以下では終われないですよね。
でも60分前後とか50~60分と書いてあれば、55分で終わることも出来ますから。
先生にとって、一番良い時間と金額のバランスを考えてみて下さいね♪
次回は集客について考えて行きましょう。
お楽しみに♪