立地調査はどうやるの?

f:id:mikazuki2021:20211113234215j:plain

鍼灸院開業のための立地調査とは?

こんにちは。鍼灸院開業コンサルタントの坂井です。

 

今日は立地調査についてのお話。

 

立地調査っていうと、道の端でカウンターをもって人数を数えているあれですか?

 

はい!そんな交通量調査と、所得調査などを組み合わせて考えます。

 

でもまずは、ネットで。

「●●市 所得調査」や「●●市 統計」などで検索すると、いろいろと出てきます。

中でも有益なのはその●●市のどの辺りに何人住んでいるかという事。

これ、役所に行って聞いてみてもわかると思いますが、丁目ごとに何世帯や男性が何人で女性が何人などが分かります。

市の中での人口分布図ですね。

これを元に、幹線道路や駅、役所など、人が集まる場所へのルートを考えます。

そこまでやるとだいたいこの辺りが良いかな?というのは分かってきますよね。

で、それでもネットだけの情報では、やはり心配。

そこで自分で足を運んで、肌感覚を感じてみてください。

駅の乗降数もネットで検索できますが、学校や大きな工場があったりすると、そこに通勤通学で来る方が多いだけで、住んでいる方はそこまで多くないかもしれません。

そして、もちろん、簡単な交通量調査も。

10分程度で良いので、何人が通るか、どんな年代が通るか、どこで曲がるかなどを見てみましょう。

朝夕は人が多いけど、昼間はまばらってことも珍しくありません。

人口分布だけじゃなく、人の流れも見えてきますよ。

人よりも車が通るとか、自転車で駅に向かう人ばっかりだとか、学校に向かう人ばっかりだとか。

 

これをやると地元の人をターゲットにするのか、仕事でこの町に来ている人をターゲットにするのかも見えてきますよね。

 

一般的には、日中に来る方は近隣に住んでいる方。

夜に来る方は仕事でこの町に来ている方。

土日に来ている方は地元だけど、平日は仕事でこの町を出ている方。

などでしょうか。

 

いろいろと考えてみる必要がありますね。

そうそう。

現地視察した際に、イメージできるかも大事ですね。

先生がイメージできるなら、開業に近づきましたね。

反対に、イメージできなかったり、むりやりイメージを作る必要があるなら、その物件ではないのかもしれません。

そんな第六感の心の声も、聞いてみてくださいね。

 

という事で、今回は「ネットでリサーチ」&「現場でチェック!」という事でお送りしました。

 

ちなみに、これは物件の候補や開業地の候補が少し絞れて来たら、早めにやってしまいましょう。

物件自体が良くても、そもそもその町のポテンシャルが低い場合は(労働者人口が少ない。乗降数が少ない。テナント物件は人口密集地の反対側。など)の場合は隣の市の方が良いかもしれませんからね。

 

次回は物件申し込み時のテクニックについてお伝えしますね♪