物件申し込みのテクニック
今日は物件の申し込みについてのお話。
なかなか良い物件に出会えない?
もしくは良い物件は値段が高い?
そうですよね。
では良い物件とはどんなものでしょうか?
・駅が近い
・新しい
・広い
・安い
・人通りが多い
などでしょうか?
では良くない物件とは?
・駅が遠い
・古い
・狭い
・高い
・人通りがない
などでしょうか?
では大家サイドから考えてみましょう。
・駅から近い → 今は空いているけど、すぐに次の希望者が来るだろう。
・新しい → 今は空いているけど、すぐに次の希望者が来るだろう。
・広い → 広いから学習塾とかが入ってくれればいいな。飲食は匂いがつくからいやだなぁ。
・安い → これくらいの値段なら、すぐに次の希望者が来るだろう。
・人通りが多い → ここで営業したら繁盛するのに。
逆に
・駅から遠い → 次の入居者見つかるかなぁ。
・古い → この物件やばいわ~。次の入居者、見つからないかも?
・狭い → 狭いから、ネイルサロンとかなら入ってくれるかな?
・高い → この値段で入ってくれるかな? 契約の時に、もう少し安くしてあげることも考えて、とりあえずこの値段で表記しておこう。
・人通りがない → この物件やばいわ~。次の入居者、見つからないかも?
こんな感じでしょうか?
あくまでイメージですけどね。
で、ここで考えるのはその物件がどれくらいの期間、空いているのか。
最近空いたばかりなら、大家さんも焦っていませんね。値段交渉には応じてくれないかもしれません。
でも、しばらく空いていた物件ならどうでしょう?
もし先生が大家さんなら、早く入ってほしいと思いませんか?
すぐに入ってくれるなら、家賃を少し安くしたり、今月は無料にしてあげたりとか考えませんか?
そうなんです。
人気のある物件は高く、人気のない物件は安くなるのです。
もちろん、建ててからの年数などで今後、修繕が必要になる場合もあるかもしれません。その辺も考えておかなければなりませんね。
でも、建物の内装は入居者が店舗としてリフォームしますが、外の壁や屋根、自動ドアとかは大家さんの管理ですからね。その辺の修理が発生した場合は、ほとんどの場合、大家さんが修理を負担してくれます。
ですから古くてもご安心を。
問題は人通りがないとかですかね。
広い、狭いは使い方次第ですので。
1人でやるなら広い方が困りますし、数人でやるなら狭いと話にならないですよね。
で、一般的に良い物件と考えないで、先生的に良い物件かどうかを考えて欲しいのです。
一般的にはNGな物件でも、やり方によってはアリかもしれません。そうだとすると、家賃は安く出来そうですよね。
ちなみにテクニック的にはこんなのがあります。
・契約したら、今月だけ日割りじゃなくてフリーレントにしていただけないですか?
・1000円だけ、家賃を安くしていただけないですか?
・礼金は無しにならないでしょうか?
・契約期間を3年から5年にしていただけませんか?(3年更新だと3年ごとに更新料金と不動産屋の手数料がかかります。だいたい2~3か月分の家賃!)
・保証金の額を減らしていただけませんか?
などです。
家賃を下げるのは難しくても、その他の件はOKになることもありますよ。
私も上記のすべてをお願いしました。
もちろん、全部は通りませんでしたが、契約期間の延長と保証金は優遇でOKになりました。保証金は毎年10%ごとに減っていく契約だったので、数年で0円になるのです。その際にもう一度追加で保証金を納めてくださいという大家さんもいるのですが、それが追加無しでOKになりました。
いかがでしょうか?
不人気物件ほど交渉がやりやすそうですね。
そうなると今まで良い物件じゃないなぁと思っていた物件も、良く見えるかもしれませんね。
物件の申し込み時に不動産屋さんを通じてお願いしてみると良いですよ。
良い条件で契約できるといいですね♪
次回は開院が決まったら、他のお店にチラシを置いてもらおうというお話です。