内装工事って、どこにたのむ?

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鍼灸院開業の内装工事。

こんにちは。鍼灸院開業コンサルタントの坂井です。

 

治療院の内装。

どんなのにしようか、悩みますよね。

 

ラクゼーション王道のバリ風。

最近はやりの古民家風。

天蓋のあるお姫様風。

木をふんだんに使ったナチュラル風。

 

はい!全部正解!

 

先生が好きなのを選んでください!

で、その施工工事を誰にお願いする?という話ですが、

1・自分でやる

2・内装工事業者にデザインから作ってもらう

3・デザインは自分で作り、施工だけ近所の工務店にお願いする

 

大きく分けるとこの3つですかね。

 

まず、それぞれのメリットを見てみましょう

1・費用がかなり抑えられます。

2・時間がなかり抑えられます。

3・どちらもそこそこ抑えられます。

 

で、デメリットは

1・自分でやるので時間がかかる

2・全部お願いするので金額が高くつく

3・わかりやすいデザインを作らないと、職人さんには伝わらない

 

まず1の自分で行うについて。

物件契約や院内で使う備品。開業書類の提出にお金の工面。

開業準備中のあなたはかなり忙しいはずです。

そんな中、自分でがんばれるのは時間が限られているはず。

そしてもし、テナントで開業するなら家賃も発生してしまいます。

できるだけ早く開業して、早くテナント家賃代を稼ぎたいですよね。

ですからテナント開業の先生には、この方法はお勧めしません。

でも、もし自宅開業で、さらに1年後くらいに開業を考えているのなら、この方法もアリだと思いますよ。

 

次に2の内装業者にデザインから作ってもらうについて。

これは楽しいですよ。いくつかデザイン画を作って見せてくれますし、それを見ているだけでもかなりテンション上がっちゃいます。こんな鍼灸院かっこいいなぁというデザイン画を見せられたら、つい「契約します!」と言っちゃいそう。(^_^;)

でもここでのおすすめは最低でも2社、出来れば3社にデザインと見積もりをお願いする事。

私も3社で見積もりをお願いしましたが、1社はめちゃくちゃ高く、断念。

もう1社は安いけどセンスのないデザインでした。

そこで残った内装業者と契約に。

ここでのポイントとしては、あらかじめ内装工事の費用を伝えておくことが重要ですね。

じゃないと高級な材料ばかりを使った、バカ高い料金の見積もりが来ちゃいますから。

 

最後に3の自分でデザインして近所の工務店に頼むについて。

これ、実は私もやったことがありません。でも1番おススメ。

重要なのはきちんとデザインの写真を提示して、数字を入れた設計図を描くこと。

細かいところは工務店の人に相談しながら微調整は必要ですが、画像を使う事と、採寸をきちんと行うことで、かなりスムーズに運びます。

鍼灸師はベッドの回りにどれくらいのスペースがあれば仕事がしやすいかわかっていますが、職人さんはわかっていませんからね。

逆に問題なのは「バリ風」や「古民家風」、「そこそこ広く」などのイメージを伝える事。

イメージは人によって違いますから、え?なんでこうなったの?というデザインになってしまってもおかしくありません。

ちなみに当院もオシャレ中国風でデザインしたつもりでしたが、患者さんからはバリ風ですね!の声が多数でした・・・。

ネットなどで「これが好き」や「こんな壁にしたい」という画像を見つけて、それを設計図と共に渡したら、きちんと伝わります。

 

余談ですが、当院の看板。

テナント物件の写真の上にパソコンのペイントで色を塗って文字を載せた物をサンプルとして提出したら、その通りの看板が出来上がりました。

職人さんはゴールがわかれば、その通りに作ってくれます。

ですから明確なゴール(デザインとサイズ)を示す必要があるんですね。

 

また最近は内装工事の比較サイトもありますので、そこで相談してみるのもいいかもしれませんね。

ここでも内装工事にかけられる費用を決めておくことが必要なんですが、いくらくらいかかるかなんてわからないですよね。

 

ざっくり言って、坪単価が20万~30万円くらいになります。

10坪のテナントなら200万~300万。15坪なら300万~450万ですかね。

もちろん、これより安くする方法もありますから、この数字だけでシュンとしないでくださいね。

 

という事で、先生にとって一番やりやすい方法を選んで、内装工事も行っていきましょう。

 

内装工事ネタは楽しいお話なので、またそのうち第2弾でお送りますね。

 

とりあえず次回は1人開業か共同開業かって話をお伝えしますね♪