長期計画と短期計画
今日は長期計画と短期計画というお話。
開業って夢があって、そこに向けて皆さん頑張りますよね。
でも開業って、ゴールじゃなくてスタート。
そこから先にどうやって行くかをイメージしながらやっていかないといけないんです。
そういう私も最初は開業自体をゴールにとらえていたので、開業して数ヶ月でその興奮も冷め、さて、これからどうしていこうか?と悩んだものです。
そして15年も鍼灸院をやっていると、だんだんと老後の事も考えてきて、また「これからどうしようか?」と考えてしまうのです。
で、そこで長期計画の出番。
そもそも長期計画なんて、計画通りにいかない事の方が多いのです。
誰がリーマンショックを予想しましたか?
誰がコロナで全世界の経済が止まると予想しましたか?
予想外の事もきっと起こるのですが、それでも長期計画を作っておくことをおススメします。
それはたとえ計画通りに行かなくても、近いところまでは向かっていくことが出来るから。
考えてみて下さい。
多店舗の運営をしたいと思っている先生なら、自分の技術を磨くのと同じくらい、従業員の教育が大切です。
1人で鍼灸を極めたいと考えている先生なら、マーケティングやネットについての勉強よりも、コミュニケーションの勉強が大切です。
そう。
いろいろと変更はあっても、「北」に向かっているなら「北東」程度。
南に向かっているなら「南西」程度で落ち着くはずなんです。
前述の多店舗を目指す先生が従業員の教育の勉強をしていなければ、北に向かいたいのに南を向いているようなもの。頑張っても頑張っても、なかなか「北」の目的地に着くことはできません。
そう考えたら、長期計画の有効性を感じていただけますでしょうか?
そして長期計画と同じく大切なのが短期計画。
これはまさしく短期で行う事を考える計画。
従業員の教育が必要なら、まずは従業員を雇わなければなりません。
そのためには面接をすることをイメージして練習しておかなければなりません。
面接するためには応募してもらわなければなりません。
そのためには応募したくなるようなセールスライティングが必要になるかもしれません。
セールスライティングを学ぶ必要があるなら、本やネットで情報を仕入れないといけません。
そうやって長期の計画を、短期の計画に落とし込んでいくのです。
最初はなかなかうまく計画できませんが、少しづつ計画するのも上手になっていきますよ♪
皆さんも、ぜひ、長期計画と短期計画を考えてみてくださいね♪